ホワイトニングのメカニズムとは?
「ホワイトニングって、どうして歯が白くなるの?」
「歯を削っているわけではないのに、本当に大丈夫?」
ホワイトニングに興味はあっても、
仕組みがよく分からず不安という方は少なくありません。
今回は、
✔ ホワイトニングの基本的なメカニズム
✔ 歯が白く見える理由
✔ ホームホワイトニングの特徴
✔ ホームホワイトニングを行う際の注意点
について、わかりやすく解説します。

目次
ホワイトニングとは何をしている治療?
ホワイトニングとは、
歯の表面を削ったり、被せ物をする治療ではありません。
専用の薬剤を使い、
歯の内部にある色素を分解することで、歯そのものの色を明るくする治療です。
そのため、
- 歯を傷つけることはありません
- 元の歯の形は変わりません
という特徴があります。
歯の色はどこで決まっている?
歯は大きく分けて、
2つの層でできています。

● エナメル質
- 歯の一番外側
- 半透明
- 光を通す性質がある
● 象牙質
- エナメル質の内側
- やや黄色みがある
実は、
歯の色の多くは「象牙質の色」が透けて見えている状態です。
そのため、
- エナメル質が薄い
- 象牙質の色が濃い
と、歯は黄ばんで見えやすくなります。
ホワイトニングのメカニズム

● 使用する薬剤
ホームホワイトニングで使用する薬剤の多くは、
● 白くなる仕組み
ホワイトニング剤が歯に作用すると、
- 薬剤がエナメル質を通過
- 歯の内部(象牙質)まで浸透
- 色素分子を分解
- 色素が小さくなり、無色化
という反応が起こります。
👉 色素そのものを壊すことで、歯が明るく見える
これがホワイトニングの基本的なメカニズムです。
ステイン除去との違い

よく混同されますが、
- クリーニング
→ 歯の表面の着色を落とす - ホワイトニング
→ 歯の内部の色素を分解する
という違いがあります。
そのため、
- クリーニングだけでは白さに限界がある
- 歯本来の色以上に白くしたい場合はホワイトニングが必要
となります。
ホームホワイトニングとは?
ホームホワイトニングは、

- 専用のマウスピース
- 低濃度のホワイトニングジェル
を使用し、
ご自宅で行うホワイトニング方法です。
当院では、
このホームホワイトニングのみを行っています。
ホームホワイトニングの特徴

● ゆっくり、自然に白くなる
低濃度の薬剤を使うため、
- 1回で急激に白くなることは少ない
- 徐々に、自然な白さに変化
します。
● 白さが長持ちしやすい
ゆっくり色素を分解することで、
- 後戻りしにくい
- 色調が安定しやすい
というメリットがあります。
● 知覚過敏が比較的出にくい
高濃度薬剤を使わないため、
- しみる症状が出にくい
- 痛みが少ない
という点も、ホームホワイトニングの利点です。
ホームホワイトニングの注意点
① 使用時間・頻度を守る
「早く白くしたいから」といって、
- 使用時間を長くする
- 回数を増やす
のはNGです。
👉 効果が強くなるわけではなく、知覚過敏の原因になります。

② 知覚過敏が出たら無理をしない
ホワイトニング後に、
- 冷たいものがしみる
- 一時的な痛みが出る
ことがあります。
多くは一過性ですが、
- 使用を数日休む
- 使用時間を短くする
など、調整が必要です。
③ 着色しやすい飲食物に注意
ホワイトニング直後の歯は、
- 色素を吸収しやすい状態
になります。
そのため、
などは、
最低2時間、できれば24時間控えるのが理想です。

④ 歯みがきのタイミングに注意
ホワイトニング直後は、
- すぐに強く磨かない
- 30分ほど時間を空ける
ことで、歯への刺激を抑えられます。
⑤ 被せ物や詰め物は白くならない

ホワイトニングで白くなるのは、
- 天然歯のみ
です。
被せ物・詰め物がある場合は、
色の差が出ることがあります。
ホワイトニングが向いている方・向いていない方
向いている方
- 自然な白さを求めている
- 知覚過敏が心配
- じっくり白くしたい
注意が必要な方
事前の説明と理解がとても大切です。
まとめ
- ホワイトニングは歯を削らない
- 薬剤が歯の内部の色素を分解する治療
- ホームホワイトニングは低刺激・自然な白さ
- 使用方法を守ることが重要
- 無理をせず、継続が大切
最後に
ホワイトニングは、
正しく行えばとても安全で効果的なケアです。
「自分に合っているか分からない」
「しみるのが心配」
そんな方も、ぜひお気軽にご相談ください。
歯の状態に合わせて、
無理のない方法をご提案いたします。